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NHK朝ドラ「べっぴんさん」が超おもしろい!あらすじと感想【ネタバレ注意】

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NHKの朝ドラ「べっぴんさん」が、

10月3日(月)から始まりますね。

 

※第1話のあらすじと感想を追記しました。

記事の下の方をご覧下さい。(10/3)

 

まだ「とと姉ちゃん」が放送中で、

花山さんの言葉に涙したばかりなので、

新しい朝ドラが始まる実感が沸きませんが、

もう来週から「べっぴんさん」にバトンタッチ。

 

べっぴんさんの予告や特集番組を見たら、

とても面白そうで興味津々!

 

どんなお話なのかと言うと・・・。

 

 「べっぴんさん」あらすじ【ネタバレ注意!】

 

昭和の初め、神戸の裕福な家庭に生まれた、

坂東すみれ。

この物語の主人公の名前です。

 

早くに亡くした母が教えてくれた、

刺繍や手芸が大好きな女の子。

 

女学校時代には同級生の、

田坂君枝、多田良子と一緒に、

「手芸倶楽部」を結成するほど。

 

すみれは、会社を営む父、

成績優秀で活発な姉のもと、

不自由なく過ごしていたのですが・・・。

 

太平洋戦争がきっかけで生活が一変

 

太平洋戦争のさなか、

すみれは幼なじみの田中紀夫と19歳で結婚、

紀夫は坂東家に婿入りします。

 

しかし、夫は戦地へ出征。

夫がいない中で娘さくらを出産することに。

 

終戦が近付くにつれ、状況は大きく変わります。

 

生まれ育った家は焼けて、

財産は没収されてしまったのです。

 

消息のわからない夫の帰りを待ちながらも、

まだ幼い娘を育てなければなりません。

 

周囲の人たちの言葉をヒントに、

おっとりした性格でしたが、甘えを捨て、

生きていくために、

娘へ手作りした小物を売り始めます。

 

そんなすみれの周りに、

事情を抱えた女性たちが集まってきて、

家庭を守ることに徹してきた女性同士、

試行錯誤しながら会社まで起業し、

子供服作りに励んでいたのですが・・・。

 

夫の猛反対で子供服作りに暗雲が・・・

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そこへ夫、紀夫が戦地から戻ります。

しかし、妻たちが働いていることに猛反対!

 

紀夫は「女性は家を守るもの」という、

固定観念を持ち続けていました。

 

利益よりも子供や母親のために良いものを作りたい、

というすみれ達の姿勢が、

全く理解できなかったのです。

 

それでも一途に、子供服作りに励む、

すみれたちの本気に触れ、

夫は陰ながら支える選択をすることに。

 

やがて夫は、最強のパートナーへと変わり、

仲間と共にモノを作るということにこだわり、

作られたモノは、

宮内庁御用達になるほどまで成長するのです。

 

そしてすみれは、大人になった娘たちと、

日本で初めての何でも揃う子供洋品店を、

開業することになるのですが・・・。

 

逆境に立ち向かいながら、

娘さんのため、女性のために、

一途に子供服作りを続けるすみれの強さ、

素敵ですよね(*^-^*)

 

こんな素敵な物語の気になるキャストを、

簡単に紹介していきます。

 

べっぴんさんの豪華キャストに注目!

 

べっぴんさんのキャストがとにかく豪華!

注目の若手俳優も多く出演するので、

とても楽しみです。

 

主人公 坂東すみれ(芳根京子)

 

家族は会社を経営する父と、

明るく優しい母と姉。

裕福な家庭の次女に生まれます。

 

一見ぼんやりしているようでも、

大好きな手芸のことで想像して、

始めると集中力が凄い!

 

やり遂げる気持ち、

考えを譲らぬ強さを持っています。

 

幼少期は渡邉このみちゃんが演じます。

 

すみれの父 坂東五十八(生瀬勝久)

 

布を売買する近江商人の家庭に、

次男として生まれます。

 

天才的な商人肌だったため、

次男ながらも、

父が事業の一部を受け継がせます。

 

本家が傾いた時には身を削って長男を助け、

幼馴染のはなと結婚。

その後夫婦で大阪に布を卸す、繊維会社を設立。

一代で財を築き上げました。

 

娘たちには過保護気味のところがあり、

合理主義で新しいものが好きな性格。

 

五十八の商売の哲学が、

娘たちに受け継がれています。

 

すみれの母 坂東はな(菅野美穂)

 

病弱だが、明るく芯の強い女性。

大阪で夫が商売を始めた時、品を送って支えました。

 

太陽のように家の中を明るくする優しい母であり、

すみれとゆりを本人以上に理解しています。

 

器用で、刺繍が得意でしたが、

すみれが9歳の時に亡くなります。

 

すみれの姉 坂東ゆり(蓮佛美沙子)

 

3つ年上の姉。

自分の思っていることを、

はっきりと言える芯の強さがあります。

 

幼い頃から跡取り娘と自覚し、

将来を考えてきましたが、

戦争によってやりたかったことを見失い、

自身の生き方を模索することに。

 

何もできなかったはずの妹が、

変わってく様に刺激を受け、

家庭と仕事の両立に苦労する、

妹、すみれを支える存在になります。

 

幼少期は内田彩花が演じます。

 

すみれの幼馴染 野上潔(高良健吾)

 

大阪で五十八が立ち上げた会社の取締役、

野上正蔵の一人息子です。

幼い頃から豪快で頼れる存在。

 

優しく、自己犠牲もいとわない性格と、

人のために尽力できるほど器が大きく、

カリスマ性があり、

たくさんの人をひきつけるような人柄で

生涯にわたり懸命にすみれを支え続けます。

 

幼少期は大八木凱斗が演じます。

 

潔の父 野上正蔵(名倉潤)

 

すみれの父、五十八が最も頼りにする存在。

性格は実直で、頭の回転も速く、

数字にも強い人です。

 

大阪で五十八と出会い、働き始めます。

 

共に会社を作ったと自負しながらも、

今の自分があるのは五十八のおかげと、

恩義を感じていて、

生涯、坂東家を支えることを心に誓うのです。

 

神戸の靴屋『あさや』の店主 麻田茂男(市村正親)

 

坂東家に出入りする、靴職人です。

 

ニコニコしていて人当たりが良いのですが、

仕事になると真剣で、妥協をしない本物の職人。

 

幼いすみれが物作りに興味を持つきっかけに。

戦後は店の一角を貸すなどし、

すみれの師匠とも言える人物です。

 

すみれの幼馴染 田中紀夫(永山絢斗)

 

坂東家に婿入りし、すみれの夫になる人物。

 

無口なので考えていることが、

周りからはわかりにくく、

取っつきにくい印象がありますが、

心の中ではすみれや家族を想う優しい人物です。

 

幼少期は玉山 詩が演じます。

 

坂東家の女中・マツの娘 小野明美(谷村美月)

 

幼い頃に父を亡くし、母と二人、

貧しくも慎ましく暮らしてきました。

 

母の負担を軽くしようと、

働きながら看護師の資格を取り、

独学で英語も学んだ努力家です。

 

外国人村でベビーナースとして働いていましたが、

戦争で職を失うことに。

 

看護師として再び働きだした頃、

すみれが協力を求め訪れます。

 

初めは突き放しますが、

すみれと同じ考えを持っていたことを知り、

やがては協力するようになるのです。

 

幼少期は、坪内花菜が演じます。

 

女学校時代のすみれの同級生 多田良子(百田夏菜子)

 

女学校で「手芸倶楽部」のメンバーでもあった同級生。

 

手先の器用さを活かし、

型紙から洋服や小物を作るのが得意でした。

明るくお調子者の性格でムードメーカー。

 

女学校を卒業後は見合い結婚し、

一児に恵まれるものの、

戦地に赴いた夫は消息不明の状態に。

 

生活に不安を感じ、

戸惑いながらもすみれの誘いに応じ、

会社の創立メンバーに加わるのです。

 

女学校時代のすみれの同級生 田坂君枝(土村芳)

 

性格は生真面目で、潔癖。

 

デザインやイラストが得意で、

すみれ、良子と共に「手芸倶楽部」を結成します。

 

幼い頃から体が弱く、

結婚出産後も体調の悪さは続き、

長生きを諦めるほどでした。 

 

戦後すみれと再会すると自分を変えるべく一念発起。

すみれの会社の創立メンバーとなるのです。

 

すみれの祖母 坂東トク子(中村玉緒)

 

五十八の母で優しく度量が大きい性格。

 

故郷を離れた五十八を、

助けてやれなかった負い目から、

五十八の結婚の際には尽力します。

 

戦中の疎開時には、

すみれたちを快く迎えます。 

 

この他にも、様々な人物が登場し、

物語を彩ってくれますよ。

 

べっぴんさんのヒロイン坂東すみれや、

すみれが創設する総合子供服洋品店の、

モデルになった会社があるんです。

 

ヒロインすみれは坂野惇子さんがモデル 

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すみれが創設する総合子供服洋品店の、

モデルとなったのが株式会社ファミリア。

 

創業者の一人、坂野惇子さんが、

坂東すみれのモデルになっています。

 

坂野さんは1918年に神戸の裕福な家庭に生まれ、

結婚後、戦争により家を失うなど、生活が一変。

 

戦後、困り果て父の元へ相談に行き、

自分の手で仕事をする決心をします。

 

女学校時代の友人らと

特技の洋裁、手芸、編み物を活かし、

小さなベビーショップを開きます。

 

それをきっかけに育児用品を製造、販売する、

株式会社ファミリアを創立することに。

 

ファッション界のリーダーとして社会に大きく貢献し、

2005年、87年の生涯に幕を下ろしました。

 

愛され続ける株式会社ファミリア

 

戦後、女性4人が集まり、

小さなベビーショップを始めたきっかけで、

1950年、株式会社ファミリアの創設となりました。

 

全ての子供達の可能性や未来のために、

世界中で愛されるベビー・子供関連の企業として、

上質なモノづくりにこだわり、

今も発信し続ける会社です。

 

日本全国にショップがあるので、

お子さんをお持ちなら、

ファミリアの商品に触れたことがある方も、

多いのではないでしょうか。

 

べっぴんさんの主題歌はミスチル!

 

とと姉ちゃんの主題歌は宇多田ヒカルさん。

NHKの朝ドラは主題歌も楽しみですよね。

 

今回の主題歌はMr.Childrenが担当。

曲は「ヒカリノアトリエ」です。

 

まっすぐに希望に向かう歌で、

激動の時代、必死に生き抜く女性たちを

励ましているかのようですね。

 

予告ではもう曲が流れていますよ!

 

第1週目のあらすじと感想【ネタバレ注意!】

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べっぴんさん第1週目のあらすじを、

少しだけ紹介しますね。

 

主人公の坂東すみれが、

自身が創設した総合子供用品店の、

創業20周年パーティーの、

壇上に立つシーンから物語は始まります。

 

時は遡り20年前。

 

太平洋戦争で焼け野原になった神戸の街を、

ただ立ち尽くしながら、

茫然と見つめ続けるすみれ。

 

背中には1歳になる娘のさくらが。

 

ふと、すみれがさくらの手に触れた途端、

さくらが強く手を握り返してきたのです・・・

 

と、わかっているのはここまで。

 

べっぴんさん、楽しみですよね!

放送を見た後、感想を追記します。

 

べっぴんさん第1話のあらすじと感想

 

主人公坂東すみれ(芳根京子)が、

女学校時代の仲間達と創設した、

総合子供用品店「キアリス」、

創立20周年パーティー。

 

すみれの幼なじみで坂東営業部を支えた、

野上潔(高良健吾)が、

すみれ達の功績を称える挨拶をする場面から、

始まりました。

 

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時は遡り、すみれの幼少期。

 

朝、学校に行く前、

姉の坂東ゆり(連佛美沙子)に起こされるが、

なかなか起きれないすみれ。

 

夜遅くまで分厚い本を読んでいたため、

なかなか起きれません。

 

すみれ達が住む家は、

父、坂東五十八が新築したばかりの、

立派な洋館。

 

父が経営する坂東営業部は、

布の卸業だけに留まらず、

繊維製品全般、香水など幅広い事業を行い、

業績も好調に推移していました。

 

ゆりやすみれが着ている服も、

イギリス製の布を仕立て上げて作った、

べっぴん(特別な製品。別品)。

 

すみれが寝坊した朝も、

父が新しく仕立てたばかりの服を着て、

学校に向かうところでした。

 

父が気に入ったか?と聞くと、

すぐに嬉しそうに気に入ったと話す、

姉ゆりですが、すみれはというと・・・

 

ワンピースの襟の刺繍を触りながら、

何も答えられません。

 

父が気に入らなかったのか!?

とムッとする始末。

 

本当は刺繍入りの新しい服が、

とても気に入っているはずなのに、

口下手なため何も言えなかったのです。

 

すみれは気持ちを口にするのが、

とても苦手な女の子でした。

 

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その日の学校帰り、突然走り出すすみれ。

 

帰宅した途端、母の部屋に行き、

刺繍道具の入ったカゴを探し出します。

 

母、坂東はなは入院中。

明日、お見舞いに行く予定になっていました。

 

すみれは、はなのために、

白い布へ紫の刺繍糸ですみれを、

白の刺繍糸でゆりの刺繍を施します。

 

翌日、はなの入院する病院へ家族で向かうと、

ゆりは新しい庭に咲いていた、

摘んできた白い花をはなに渡しました。

 

そしてすみれは刺繍を施した、

白い布をはなに渡したのですが・・・

 

刺繍を見た父に何だそれは?と、

バカにされてしまい、

姉には初めてだからしょうがないとまで言われ、

ショックのあまり病室を飛び出してしまうのです。

 

はなは、すみれとゆりの刺繍だと気付きましたが、

時すでに遅し。

 

すみれは、はなに理解してもらえたことを知る由もなく、

泣きじゃくり悔しさから、

もっと上手くなるようにと、

刺繍に没頭するのでした・・・。

 

第1話の感想

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すみれが刺繍を始めるきっかけになったのが、

入院中の母、はなです。

 

はながすみれのハンカチに施した、

四つ葉のクローバーが全ての始まり。

 

はなは、四つ葉のクローバーに込められた意味を、

すみれに教え、

大人になるまで覚えておくように言います。

 

すみれが後に創業するキアリスの、

子供服の襟には四つ葉のクローバーの刺繍が、

施されていました。

 

母の想いがすみれの子供服作りに、

生かされているのだと思うと、

胸が熱くなります。

 

父、五十八は仕事熱心ですが、

不器用な性格なのか、

すみれの気持ちが読み取れない様子。

 

すみれと父との関係性にも

今後注目していきたいですね。

 

f:id:yuki1995jp:20160613112221j:plainぺっぴんさんを見逃した人はこちらから視聴をどうぞ